木漏れ日の影

顕微授精(ICSI)

icsi

夢を叶えた未来のあなたから
沢山のアドバイスとエールを

不妊治療を経験し、乗り越えた方にしかわからない様々な不安や疑問、喜びがあります。夫婦で医師とどのように協力してきたのか、どのような心構えが必要なのか…。などの具体的な経験を、大阪New ARTクリニックを卒業された方々からアドバイスいただきました。

治療を通じて学ばれてきた様々なヒントや秘訣がここにあります。
ぜひ参考にしてみてください。

「採卵8回、胚移植7回。それでも諦めずにつかんだ卒業」

  • 体外受精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 35歳〜39歳

ご卒業、そしてご懐妊、誠におめでとうございます。 採卵8回、胚移植7回。本当に長い道のりでした。その間には、期待と落胆を何度も繰り返し、お仕事との両立や周囲との関わりの中で、言葉では表せないほどの葛藤があったことと思います。 それでも歩みを止めず、最後まで治療を続けられたことに心から敬意を表します。 「病院に来ているだけで頑張っているから、それ以上何も頑張らなくていい」という説明会での言葉を覚えていてくださり、大変嬉しく思いました。 不妊治療は、患者さん自身が十分すぎるほど努力されています。だからこそ、私たちは必要以上に頑張ることを求めるのではなく、一緒に治療を続けていくことを大切にしています。 また、ご主人が自宅での注射を率先して引き受けてくださったことも、ご夫婦で治療を乗り越えられた大きな力だったのでしょう。 お二人で歩まれた時間が、今回の素晴らしい結果につながったのだと思います。 最後に「通院されている全ての方に元気な赤ちゃんがきてくれることを心よりお祈りしています」と書いてくださった温かいお気持ちは、今治療を続けている患者さんにとって大きな励みになります。 これから迎えられる新しい毎日が、ご家族皆さまにとって笑顔あふれるものになりますよう、スタッフ一同心よりお祈りしております。改めまして、ご卒業、本当におめでとうございます。

「先生の言葉を信じて、諦めずに進んで本当に良かった」

  • 人工授精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 25歳〜29歳

ご卒業、そしてご懐妊、誠におめでとうございます。 最初は「きっと大丈夫だろう」と思っていた中で、卵管の問題やご主人の検査結果など、予想していなかった現実を知り、大きな衝撃を受けられたことと思います。 また、周囲の妊娠報告を聞くたびに焦りや落ち込みを感じながらも、治療を続けてこられたお気持ちは、多くの患者様が共感される内容です。 そのような状況でも、ご主人と支え合い、「よし!次また頑張ろう」という言葉を力にして前へ進まれたことが、今回の良い結果につながったのだと思います。 体外受精へのステップアップは、多くの方が費用や保険回数など様々な不安を抱えられます。 しかし、その時々で最も可能性が高い治療を選択することが、結果として妊娠への近道になることも少なくありません。 「先生の言葉や自分たちを信じて頑張ってきてよかった」というお言葉は、私たちにとって何より嬉しい励ましです。 このメッセージは、今まさに治療の途中で迷いや不安を抱えている患者様にとって、大きな希望になることでしょう。 どうぞご家族皆様が健やかで幸せな毎日を過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。

「一つひとつを大切にして迎えた、二人目への卒業」

  • 採卵
  • 顕微授精(ICSI)
  • 30歳〜34歳

ご卒業、誠におめでとうございます。 第一子に続き、第二子の治療でも再び当院を選んでいただけたことを、大変光栄に思います。 二人目の治療は、「一人授かれただけでも十分ではないか」とご自身を責めてしまう方も少なくありません。 さらに、採卵や治療を続ける中で体調や精神面の負担が重なり、不安を抱えながらの日々だったことと思います。 それでも最後まで諦めず、「一つの卵」を信じて生活を整え、できることを一つひとつ積み重ねられた姿勢が、今回の素晴らしい結果につながったのだと思います。 採卵中の体調不良についても、ご自身の経験を誤解のないよう丁寧に補足してくださり、本当にありがとうございます。 同じ治療を受けられる患者様への温かいお気遣いが伝わってきました。 これからは二人のお子さまとともに、ご家族皆さまで笑顔あふれる毎日を過ごされることを心より願っております。本当におめでとうございました。

「夫婦で諦めずに歩み続けた先に ― 信じることが希望につながりました」

  • 人工授精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 25歳〜29歳

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。 このたびは、ご主人という立場から心のこもったメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございます。 初めて受診された病院で「子どもができにくい身体」であることを知り、大きな衝撃を受けられたことと思います。 ご夫婦で何度も悲しみ、「もう無理かもしれない」と絶望を感じられた時期もあったと書いてくださいました。 そのような苦しい時間を乗り越えて迎えられた今回のご妊娠は、本当にかけがえのない喜びだったのではないでしょうか。 このメッセージで特に印象的だったのは、「奥さんにいかに気楽にいてもらえるように、そればかり考えていました」という一文です。 不妊治療では、どうしても女性の身体への負担が大きくなります。 しかし、ご主人が「何か特別なことをする」のではなく、「少しでも妻が気持ちを楽に過ごせるように」と考え続けてくださることは、何より大きな支えになります。 また、「夫婦でいつも病院に来る人は早く成功しているよ」という私の言葉を信じてくださり、実際にご夫婦で通院を続けてくださったことも、とても嬉しく思います。 もちろん、夫婦で通院したから必ず早く妊娠できるというものではありません。 しかし、診察内容や治療方針を一緒に理解し、不安や悩みを共有できるご夫婦は、お互いを支え合いながら治療を続けやすいことを、これまで多くの患者様を診てきた中で実感しています。 ご夫婦が同じ方向を向いて歩み続けたことが、今回の素晴らしい結果につながったのだと思います。 これからは、妊娠・出産、そして子育てという新しいステージが始まります。 不妊治療を通して育まれたご夫婦の絆は、これから先もきっと大きな力になってくれることでしょう。 ご家族皆さまが笑顔に包まれ、お子さまが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「7回目の移植でたどり着いた奇跡 ― 妻を支えることが夫にできる一番の治療でした」

  • 体外受精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 35歳〜39歳

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。 このたびは、ご主人という立場から、これほど心のこもったメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。 これまで数多くの卒業メッセージを拝見してきましたが、この文章は、**「男性にできることとは何か」**をこれほど丁寧に伝えてくださっている、大変貴重な体験談だと感じました。 約2年間の通院、そして7回もの胚移植。 この数字だけでも、ご夫婦がどれほど長く険しい道のりを歩まれたのかが伝わってきます。 その間、何度も期待し、何度も結果に涙し、それでも諦めずに歩み続けられたご夫婦の姿を思い浮かべながら読ませていただきました。 特に心に残ったのは、 「頑張れとは言えず、ただ静かに寄り添い、受け止めることしかできませんでした。」 という一文です。 不妊治療では、「励まそう」と思ってかけた言葉が、かえって相手を苦しめてしまうこともあります。 だからこそ、ご主人がたどり着かれた「寄り添うこと」「受け止めること」という答えは、多くの男性にとって大きな学びになると思います。 また、「夫が直接できることは限られている。だからこそ精神的な支えになることが何より大切。」というお言葉には、私も深く共感しました。 医学的な治療は私たち医療者が行います。 しかし、ご家庭で奥様の気持ちを支えられるのは、ご主人しかいません。 その役割の大きさに気づき、実践されたことこそ、ご夫婦が最後まで歩み続けられた大きな力だったのではないでしょうか。 さらに、「男性と女性は違う生き物だということを理解し、自分の考えを一旦胸にしまって奥様を尊重してほしい」「サプライズや食事など、気分転換も大切」という具体的なアドバイスは、これから治療を始める男性にとって非常に参考になる内容です。 私は以前から、「不妊治療は夫婦で取り組む医療です」とお話ししています。 その言葉の意味を、このメッセージはこれ以上ないほど分かりやすく伝えてくださっています。 最後まで奥様を支え続けられたご主人、そして困難な治療を乗り越えられた奥様、本当にお疲れさまでした。 これからは、ご夫婦で待ち望まれた新しい命とともに、笑顔あふれる毎日を築いていかれることと思います。 ご家族皆さまの幸せと、お子さまの健やかなご成長を、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「二人目もこのクリニックで ― 最後まで信じ続けた先に授かった命」

  • 採卵
  • 顕微授精(ICSI)
  • 30歳〜34歳

ご妊娠、そして二人目のお子さまのご卒業、誠におめでとうございます。 今回も当院を信頼し、大切な二人目の治療をお任せいただき、本当にありがとうございました。 「一人目に続いて、二人目もこのクリニックと決めていました。」 この一文を読ませていただき、医師としてこれほど嬉しいことはありません。一度目の治療だけでなく、二度目の人生の大切な節目にも再び当院を選んでいただけたことを、心より光栄に思います。 今回は一人目以上に長い道のりでした。体外受精4回という治療を重ねる中で、金銭的なご負担、精神的なご負担も決して小さくなかったと思います。それでも最後まで治療を続け、「先生を最後まで信じてよかった」と言っていただけたことは、私たちにとって何よりの励みになります。 また、説明会で感じていただいた「長年の経験からくる自信」という表現も、大変ありがたく拝見しました。 私は、経験だけに頼るのではなく、その時点で最も妊娠の可能性が高い方法を考え、ご夫婦にご提案することを大切にしています。そのためには、ときには早い決断が必要になることもあります。今回、「決断の早さやポジティブさに助けられた」と感じていただけたことを嬉しく思います。 さらに、「男性もできるだけ寄り添って参加することが大切」という言葉にも触れてくださいました。 今回はお仕事の都合でご主人が通院へ同行できる機会は少なかったとのことですが、それでも奥様を支えようというお気持ちは文章から十分に伝わってきました。不妊治療では、ご夫婦それぞれ事情があります。毎回付き添えなくても、お互いを理解し、応援し続けることが何より大切だと私は考えています。 そして、スタッフの明るい対応が治療を続ける力になったというお言葉も、本当にありがとうございます。不妊治療は結果だけでなく、通院している時間そのものが患者様にとって安心できるものでありたいと、スタッフ一同いつも願っています。 これからは、ご家族四人で笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまたちが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「夫にできることは『寄り添うこと』 ― 一緒に歩むことが、何よりの支えになります」

  • 顕微授精(ICSI)
  • 40歳〜

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。 このたびは、ご主人という立場から温かいメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。 今回の文章は、ご自身の治療経過を語るというよりも、「これから不妊治療を受けるご夫婦への応援メッセージ」として、とても心に響く内容でした。 特に印象的だったのは、「男性は側にいるしかできないですが、少しでも不安を一緒に聞いて、考えてあげて下さい。」というお言葉です。 不妊治療では、採血や注射、採卵、移植、薬の管理など、どうしても女性の身体的な負担が大きくなります。その姿を見ながら、「自分には何もできない」と感じてしまうご主人も少なくありません。 しかし、実際には決してそんなことはありません。 奥様の話を聞くこと、一緒に悩むこと、一緒に病院へ行くこと、診察内容を共有すること――その一つひとつが、奥様にとっては大きな安心につながります。 医学的な治療は私たち医療者が担いますが、日々の生活の中で奥様を支えられるのは、ご主人だからこそできる大切な役割です。 また、「一緒に病院へ行き、先生の話をきちんと聞いて下さい。」 というメッセージにも深く共感しました。 ご夫婦が同じ説明を聞き、同じ情報を共有することで、お互いの理解が深まり、「二人で治療を受けている」という意識が生まれます。 当院でも、できる限りご夫婦で診察や説明会へ参加していただくことをお勧めしているのは、そのためです。 そして、「先生の前向きな発言に、きっと元気をいただけます。」というお言葉も、本当にありがとうございます。 私は診察では、現実をきちんとお伝えしながらも、「まだできることがあります」「一緒に考えていきましょう」という気持ちを、いつも患者様へ届けたいと思っています。 その言葉が少しでも患者様の支えになっていたのであれば、医師としてこれほど嬉しいことはありません。 最後に、「通院されている皆様が笑顔で卒業できる日が来るのを祈っています。」という温かいエールまで送ってくださり、心より感謝申し上げます。 ご自身が経験されたからこそ語れるこの言葉は、今まさに不安の中で治療を続けているご夫婦にとって、大きな励ましになることでしょう。 これからは、ご家族皆さまで笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「夫としてできることを続ける ― 諦めなかった先に授かった二人目の命」

  • 人工授精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 35歳〜39歳

ご妊娠、そして第二子のご卒業、誠におめでとうございます。 第一子に続き、今回も新しい命を授かるお手伝いができましたことを、スタッフ一同、心より嬉しく思っています。 今回のメッセージを拝見し、ご家族が歩んでこられた道のりは決して平坦ではなかったことが伝わってきました。 第一子は人工授精で授かられ、その後、流産という大変つらい経験を乗り越え、今回は顕微授精によって第二子を授かられました。 妊娠という喜びを知っているからこそ、流産の悲しみはより大きかったことと思います。それでも、ご夫婦で支え合いながら再び前を向き、今日という日を迎えられたことに、心から敬意を表します。 また、「終わりの見えない戦いに不安になる。」というお言葉は、多くのご夫婦が共感されるのではないでしょうか。 不妊治療は、「あと何回で終わる」という答えがありません。そのため、結果が出ない期間が続くと、精神的な負担は少しずつ積み重なっていきます。 そのような中で、ご主人が「自分にできることは限られるから、なるべく病院に一緒に行く。」と考えられたことは、とても大切なことだと思います。 男性は女性の代わりに採卵や移植を受けることはできません。 しかし、一緒に診察を受けること、話を聞くこと、不安を共有することは、ご主人にしかできない大切な役割です。 奥様にとって、その存在は何よりも心強い支えだったことでしょう。 また、「当たり前のことを当たり前に続けることが難しい。」という一文も、とても印象的でした。 サプリメントの継続、生活習慣の改善、体調管理…。 どれも特別なことではありませんが、忙しい日々の中で継続することは決して簡単ではありません。 不妊治療では、劇的な方法を探したくなることもありますが、日々の積み重ねを続けることも、とても大切です。 そのことをご自身の経験として率直に伝えてくださったことは、これから治療を始める男性患者様にとって、大きな励みになると思います。 そして、「先生の力強い言葉にも支えられた。」というお言葉も、本当にありがとうございます。 私は診察の中で、患者様が少しでも希望を持ち続けられるよう、「今できること」「次につながること」を一緒に考えながらお話しするよう心掛けています。 その言葉が、ご夫婦の支えになれたのであれば、医師としてこれ以上嬉しいことはありません。 これからは、ご家族四人で笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまたちが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「男性不妊と向き合って分かったこと ― 原因を見つけ、夫婦で乗り越えた妊娠への道」

  • 顕微授精(ICSI)
  • 男性不妊治療
  • 35歳〜39歳

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。 このたびは、ご主人という立場から貴重な体験談をお寄せいただき、本当にありがとうございました。 今回のメッセージは、「男性不妊は適切な診断と治療によって改善できる可能性がある」ということを、多くのご夫婦へ伝えてくださる大変意義のある内容だと感じました。 他院で精液検査を受け、乏精子症と精子無力症を指摘されながらも、第一子を自然妊娠されていたことから積極的な対応が行われなかったとのことでした。 しかし、私は初診時から「なぜ精液所見が悪いのか」という原因まで確認することが大切だと考えています。 精液所見が悪いという結果だけではなく、その背景に改善できる病気が隠れていないかを調べることが重要だからです。 そのため、今回も泌尿器科をご紹介し、精査をお願いしました。 その結果、精索静脈瘤という治療可能な原因が見つかり、手術によって精液所見の改善が期待できる状況であることが分かりました。 その後、不妊治療を再開し、今回の妊娠という嬉しい結果につながったことを、私たちも心から嬉しく思っています。 男性不妊は、「仕方がない」と諦めてしまわれることも少なくありません。 しかし実際には、今回のように原因が見つかり、適切な治療によって改善するケースもあります。 だからこそ私は、男性側の検査や治療も、不妊治療の大切な一部であると考えています。 また、この体験談の中で私が特に心を打たれたのは、「妻の頑張りと、先生の的確な処置により妊娠できました。」というお言葉でした。 ご主人ご自身も手術という大きな決断をされましたが、それ以上に、採卵や通院、注射などを乗り越えてこられた奥様への感謝が伝わってきました。 不妊治療では、ご夫婦それぞれが異なる形で努力を重ねています。 男性は男性にしかできない役割があり、女性には女性にしかできない役割があります。 お互いの努力を理解し、感謝し合えることが、長い治療を支える大きな力になるのだと思います。 そして最後に、「男性も諦めず、夫婦で助け合いながら治療を頑張ってほしい。」というメッセージを届けてくださり、本当にありがとうございます。 男性不妊で悩んでいる方の中には、「自分が原因かもしれない」と一人で苦しんでいる方も少なくありません。 この体験談は、そのような男性やご夫婦にとって、「原因が分かれば治療できることもある」「夫婦で一緒に乗り越えていける」という大きな希望になることでしょう。 これからは、ご夫婦で待ち望まれた新しい命を迎え、笑顔あふれる毎日を過ごされますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。

「医師だからこそ伝えたい ― 不妊治療で本当に大切だと感じた二つのこと」

  • 人工授精
  • 顕微授精(ICSI)
  • 30歳〜34歳

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。 このたびは、医師という立場、そして患者様・ご主人という立場の両方から、大変貴重なメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。 私は三十年以上、生殖医療に携わってきましたが、この体験談は患者様だけでなく、医療者にもぜひ読んでいただきたい内容だと感じました。 先生は医師として多くの患者様を診てこられた一方で、ご自身が不妊治療を受ける立場になり、初めて見えたこと、初めて感じたことを率直に書いてくださいました。 その中で、最も印象的だったのは、「夫婦でも十分知ること」 そして「医療を信頼して継続すること」 という二つのメッセージです。 不妊治療では、身体的な負担は女性に集中します。 採卵、注射、薬の服用、移植、妊娠判定…。 その一つひとつを経験するのは奥様です。 しかし、ご主人が書かれているように、男性にもまた別の苦しさがあります。 「何もしてあげられない。」 「妻を支えなければならない。」 「結果が出ない焦り。」 そうした精神的な負担を抱えながら、それでも前を向いて歩き続けることは決して簡単ではありません。 だからこそ、「夫婦がお互いの状況を知ること。」これが不妊治療では非常に重要になります。 診察を一緒に受けること。 薬や注射の内容を知ること。 検査結果を共有すること。 治療について一緒に考えること。 その積み重ねが、ご夫婦の支え合う力になっていくのだと思います。 また、今回の体験談では、男性不妊についても非常に分かりやすく書いてくださいました。 精液所見だけを見るのではなく、その背景にある原因まで調べること。 その結果、精索静脈瘤が見つかり、適切な治療によって精液所見が改善したこと。 これはまさに、私が日頃から大切にしている診療でもあります。 男性不妊は、「精液検査が悪い」という結果だけでは終わりません。 なぜ悪いのか。 改善できる原因があるのか。 そこまで診断し、一人ひとりに合わせた治療をご提案することが、生殖医療では非常に重要です。 さらに、先生が書かれた「原因が一つ分かれば、それだけで妊娠できるわけではない。」という言葉にも深く共感しました。 不妊治療は、一つの原因だけで説明できることは多くありません。 女性側の因子、男性側の因子、年齢、受精、胚発育、子宮環境…。 さまざまな要素を総合的に見ながら、その時に最善と思われる方法を選択していく医療です。 だからこそ、私は患者様へ「今、何が一番妊娠につながる可能性が高いのか」を常に考え、ご提案するよう心掛けています。 そして最後に、「現在クリニックへ通院されているご夫婦の願いが成就することを心より祈っています。」という温かいメッセージまで届けてくださり、本当にありがとうございました。 ご自身が経験された苦しさや葛藤があったからこそ、この言葉には大きな説得力があります。 これから治療を始めるご夫婦、そして現在治療中で不安を抱えているご夫婦にとって、大きな希望になることでしょう。 医師として、そして患者様として得られた貴重な経験を共有してくださったことに、改めて心より感謝申し上げます。 これからは、ご夫婦で待ち望まれた新しい命とともに、笑顔あふれる毎日をお過ごしください。 お子さまが健やかに成長され、ご家族皆さまが末永く幸せに過ごされますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。 このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。