木漏れ日の影

妊娠へつながったヒント

-未来のあなたより-

「夫にできることは『寄り添うこと』 ― 一緒に歩むことが、何よりの支えになります」

卒業生からいただいたメッセージ

卒業生からのメッセージ

こちらで治療することになり、先生の前向きな発言に、いつも元気をもらっていたと思います。
奥さんが不安になっている時は、話を聞いてあげてほしいと思います。
そして、いつも側についてあげてほしい。
男性よりももっと大変で、毎日薬を服用したり、注射をしたり……。
男性は側にいるしかできないですが、少しでも不安を一緒に聞いて、考えてあげて下さい。
そして、一緒に病院に行き、先生の話をきちんと聞いて下さい。
先生の前向きな発言に、きっと元気をいただけますから。
通院されている皆様が笑顔で卒業できる日が来るのを祈っております。

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。
このたびは、ご主人という立場から温かいメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
今回の文章は、ご自身の治療経過を語るというよりも、「これから不妊治療を受けるご夫婦への応援メッセージ」として、とても心に響く内容でした。
特に印象的だったのは、「男性は側にいるしかできないですが、少しでも不安を一緒に聞いて、考えてあげて下さい。」というお言葉です。
不妊治療では、採血や注射、採卵、移植、薬の管理など、どうしても女性の身体的な負担が大きくなります。その姿を見ながら、「自分には何もできない」と感じてしまうご主人も少なくありません。
しかし、実際には決してそんなことはありません。
奥様の話を聞くこと、一緒に悩むこと、一緒に病院へ行くこと、診察内容を共有すること――その一つひとつが、奥様にとっては大きな安心につながります。
医学的な治療は私たち医療者が担いますが、日々の生活の中で奥様を支えられるのは、ご主人だからこそできる大切な役割です。
また、「一緒に病院へ行き、先生の話をきちんと聞いて下さい。」
というメッセージにも深く共感しました。
ご夫婦が同じ説明を聞き、同じ情報を共有することで、お互いの理解が深まり、「二人で治療を受けている」という意識が生まれます。
当院でも、できる限りご夫婦で診察や説明会へ参加していただくことをお勧めしているのは、そのためです。
そして、「先生の前向きな発言に、きっと元気をいただけます。」というお言葉も、本当にありがとうございます。
私は診察では、現実をきちんとお伝えしながらも、「まだできることがあります」「一緒に考えていきましょう」という気持ちを、いつも患者様へ届けたいと思っています。
その言葉が少しでも患者様の支えになっていたのであれば、医師としてこれほど嬉しいことはありません。
最後に、「通院されている皆様が笑顔で卒業できる日が来るのを祈っています。」という温かいエールまで送ってくださり、心より感謝申し上げます。
ご自身が経験されたからこそ語れるこの言葉は、今まさに不安の中で治療を続けているご夫婦にとって、大きな励ましになることでしょう。
これからは、ご家族皆さまで笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。