妊娠へつながったヒント
-未来のあなたより-
「7回目の移植でたどり着いた奇跡 ― 妻を支えることが夫にできる一番の治療でした」
卒業生からのメッセージ
約2年の通院を経て、このたび無事に妊娠し、卒業を迎えることができました。
7回の胚移植を経てようやく授かることができましたが、ここまでの道のりは本当に長いものでした。
振り返ってみると、改めて妻の強さを実感しています。
不妊治療は夫婦二人で取り組むものですが、実際に身体的・精神的な負担を背負うのは妻です。
夫として、その痛みや辛さを代わってあげることができないもどかしさが、何より辛かったです。
結果が出ない日々が続き、妻が涙を流すこともありました。
すでに精一杯頑張っている妻に「頑張れ」とは言えず、ただ静かに寄り添い、受け止めることしかできませんでした。
これから不妊治療に臨まれる男性側に伝えたいことがあります。
先の見えない治療に不安を感じることもあるでしょうが、それ以上に大変な思いをしているのは奥様です。
気の利いた言葉をかけなければと焦って「頑張って」や「もう諦めようかな」などと言いたくなることもあるかもしれません。
でも、それは自分の気持ちの押し付けでもありません。
大切なのは、奥様の気持ちに寄り添い、共感し、いつも笑顔でいることです。
時には奥様が喜ぶサプライズや、美味しいお店での食事など、気分転換も大切にしてください。
男性と女性は違う生き物だということを理解し、自分の考えは一旦胸にしまって、奥様の思いを最大限に尊重してください。
不妊治療において、夫が直接できることは限られています。
だからこそ、精神的な支えとなることが何より大切なのです。
どうか二人三脚で、お互いを思いやりながら歩んでいってください。
最後になりましたが、いつも前向きに導いてくださった先生、そして温かくサポートしてくださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
7回の胚移植を経てようやく授かることができましたが、ここまでの道のりは本当に長いものでした。
振り返ってみると、改めて妻の強さを実感しています。
不妊治療は夫婦二人で取り組むものですが、実際に身体的・精神的な負担を背負うのは妻です。
夫として、その痛みや辛さを代わってあげることができないもどかしさが、何より辛かったです。
結果が出ない日々が続き、妻が涙を流すこともありました。
すでに精一杯頑張っている妻に「頑張れ」とは言えず、ただ静かに寄り添い、受け止めることしかできませんでした。
これから不妊治療に臨まれる男性側に伝えたいことがあります。
先の見えない治療に不安を感じることもあるでしょうが、それ以上に大変な思いをしているのは奥様です。
気の利いた言葉をかけなければと焦って「頑張って」や「もう諦めようかな」などと言いたくなることもあるかもしれません。
でも、それは自分の気持ちの押し付けでもありません。
大切なのは、奥様の気持ちに寄り添い、共感し、いつも笑顔でいることです。
時には奥様が喜ぶサプライズや、美味しいお店での食事など、気分転換も大切にしてください。
男性と女性は違う生き物だということを理解し、自分の考えは一旦胸にしまって、奥様の思いを最大限に尊重してください。
不妊治療において、夫が直接できることは限られています。
だからこそ、精神的な支えとなることが何より大切なのです。
どうか二人三脚で、お互いを思いやりながら歩んでいってください。
最後になりましたが、いつも前向きに導いてくださった先生、そして温かくサポートしてくださったスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
先生からのコメント
ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。
このたびは、ご主人という立場から、これほど心のこもったメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
これまで数多くの卒業メッセージを拝見してきましたが、この文章は、**「男性にできることとは何か」**をこれほど丁寧に伝えてくださっている、大変貴重な体験談だと感じました。
約2年間の通院、そして7回もの胚移植。
この数字だけでも、ご夫婦がどれほど長く険しい道のりを歩まれたのかが伝わってきます。
その間、何度も期待し、何度も結果に涙し、それでも諦めずに歩み続けられたご夫婦の姿を思い浮かべながら読ませていただきました。
特に心に残ったのは、
「頑張れとは言えず、ただ静かに寄り添い、受け止めることしかできませんでした。」
という一文です。
不妊治療では、「励まそう」と思ってかけた言葉が、かえって相手を苦しめてしまうこともあります。
だからこそ、ご主人がたどり着かれた「寄り添うこと」「受け止めること」という答えは、多くの男性にとって大きな学びになると思います。
また、「夫が直接できることは限られている。だからこそ精神的な支えになることが何より大切。」というお言葉には、私も深く共感しました。
医学的な治療は私たち医療者が行います。
しかし、ご家庭で奥様の気持ちを支えられるのは、ご主人しかいません。
その役割の大きさに気づき、実践されたことこそ、ご夫婦が最後まで歩み続けられた大きな力だったのではないでしょうか。
さらに、「男性と女性は違う生き物だということを理解し、自分の考えを一旦胸にしまって奥様を尊重してほしい」「サプライズや食事など、気分転換も大切」という具体的なアドバイスは、これから治療を始める男性にとって非常に参考になる内容です。
私は以前から、「不妊治療は夫婦で取り組む医療です」とお話ししています。
その言葉の意味を、このメッセージはこれ以上ないほど分かりやすく伝えてくださっています。
最後まで奥様を支え続けられたご主人、そして困難な治療を乗り越えられた奥様、本当にお疲れさまでした。
これからは、ご夫婦で待ち望まれた新しい命とともに、笑顔あふれる毎日を築いていかれることと思います。
ご家族皆さまの幸せと、お子さまの健やかなご成長を、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。