木漏れ日の影

妊娠へつながったヒント

-未来のあなたより-

「夫としてできることを続ける ― 諦めなかった先に授かった二人目の命」

卒業生からいただいたメッセージ

卒業生からのメッセージ

2年前に人工授精で娘が生まれ、今回体外授精で授かることができました。
途中、流産もあり、妻と落ち込んだときもありましたが、先生の力強い言葉にも支えられ、今日を迎えることが出来ました。
回数を重ねるごとに、終わりの見えない戦いに不安になりますが、特に男の私は出来ることは限られるので、仕事を頑張りつつ、なるべく病院に一緒に行くしかないと思いました。
当たり前のことですが、サプリメントを欠かさず飲むことも大事だと思います。
(当たり前のことを当たり前にやるのは難しいです…)

ご妊娠、そして第二子のご卒業、誠におめでとうございます。
第一子に続き、今回も新しい命を授かるお手伝いができましたことを、スタッフ一同、心より嬉しく思っています。
今回のメッセージを拝見し、ご家族が歩んでこられた道のりは決して平坦ではなかったことが伝わってきました。
第一子は人工授精で授かられ、その後、流産という大変つらい経験を乗り越え、今回は顕微授精によって第二子を授かられました。
妊娠という喜びを知っているからこそ、流産の悲しみはより大きかったことと思います。それでも、ご夫婦で支え合いながら再び前を向き、今日という日を迎えられたことに、心から敬意を表します。
また、「終わりの見えない戦いに不安になる。」というお言葉は、多くのご夫婦が共感されるのではないでしょうか。
不妊治療は、「あと何回で終わる」という答えがありません。そのため、結果が出ない期間が続くと、精神的な負担は少しずつ積み重なっていきます。
そのような中で、ご主人が「自分にできることは限られるから、なるべく病院に一緒に行く。」と考えられたことは、とても大切なことだと思います。
男性は女性の代わりに採卵や移植を受けることはできません。
しかし、一緒に診察を受けること、話を聞くこと、不安を共有することは、ご主人にしかできない大切な役割です。
奥様にとって、その存在は何よりも心強い支えだったことでしょう。
また、「当たり前のことを当たり前に続けることが難しい。」という一文も、とても印象的でした。
サプリメントの継続、生活習慣の改善、体調管理…。
どれも特別なことではありませんが、忙しい日々の中で継続することは決して簡単ではありません。
不妊治療では、劇的な方法を探したくなることもありますが、日々の積み重ねを続けることも、とても大切です。
そのことをご自身の経験として率直に伝えてくださったことは、これから治療を始める男性患者様にとって、大きな励みになると思います。
そして、「先生の力強い言葉にも支えられた。」というお言葉も、本当にありがとうございます。
私は診察の中で、患者様が少しでも希望を持ち続けられるよう、「今できること」「次につながること」を一緒に考えながらお話しするよう心掛けています。
その言葉が、ご夫婦の支えになれたのであれば、医師としてこれ以上嬉しいことはありません。
これからは、ご家族四人で笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまたちが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。