木漏れ日の影

妊娠へつながったヒント

-未来のあなたより-

「夫婦で同じ目標を持つこと ― 不妊治療が教えてくれた本当の支え方」

卒業生からいただいたメッセージ

卒業生からのメッセージ

結婚して1年が経ち、頻繁に妊娠について話し合い、子供を授かりたいと考え、妻と相談し、大阪New ARTクリニックに通い始めました。
初診時よりクリニックには多くの方が通院されており、当初自分が思っていたよりも診療室で先生と話せる時間が短いように感じました。
しかし、先生からまずは説明会に参加をし、妻になるべく勉強することの重要性を言われ、妻とともに説明会に参加し、なるべく一緒に通うようにしました(妻に比べるとわずかですが)。
説明会では、分かりやすい説明を最初から質問がなくなるまでじっくりと対応してくださり、納得・安心して通院・治療を受けることができるようになりました。
また、妻と一緒に通院したり、通院できない時は妻と話を共有することで、しっかりと当事者意識を持ち、治療を受けることができました。
そのような先生の考えもあり、クリニックは男性も一緒に通院されている方が多く、男性でも通いやすいクリニックでした。
途中、治療がなかなか上手くいかず、終わりが見えないことで不安になることもありましたが、先生は「大丈夫、任せといて!」と自信を持って仰ってくださり、前に進むことが出来たように思います。
何よりも、忙しい仕事のスケジュールの合間を縫って何度も通院し、帰れば薬を服用し、痛い注射にも何度も耐えて、精神的な部分も含め、治療をしてくれた妻には本当に感謝しかありません。
治療と妊娠において男性にできることは女性に比べれば限られていますが、今回の妊娠を通して1つ目標に向かい、苦楽を共にすることで、夫婦の絆がより強くなったと思います。
まだまだ治療は続きますが、これから先も夫婦で力を合わせて歩んでいきたいと思います。
最後になりましたが、富山先生をはじめ、クリニックの皆様、ありがとうございました。

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。
このたびは、ご主人という立場から、これほど丁寧で心のこもったメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございました。
今回の文章を拝見し、「不妊治療は夫婦で取り組む医療である」ということを、これほど分かりやすく伝えてくださる体験談は非常に貴重だと感じました。
初診では「先生と話す時間が短いのではないか」と感じられたとのことですが、その後、説明会へ参加され、ご夫婦で治療について学び、理解を深めてくださったことで、安心して治療へ臨めるようになったという経過が、とても印象的でした。
私は診察時間だけで全てをお伝えすることは難しいと考えています。そのため当院では説明会を通じて、不妊治療の考え方や治療の流れ、ご夫婦に知っていただきたいことをできるだけ丁寧にお伝えしています。
ご夫婦で同じ情報を共有することで、治療への理解だけでなく、「二人で同じ方向を向いて歩いている」という気持ちが生まれます。そのことが、長い治療を支える大きな力になると私も考えています。
また、「当事者意識を持って治療を受けることができた。」というお言葉も、大変嬉しく拝見しました。
不妊治療では、どうしても女性が通院や採血、注射、採卵など多くの負担を担います。しかし、ご主人が診察内容を共有し、一緒に考え、一緒に歩む姿勢こそが、奥様にとって何より心強い支えになります。
さらに、このメッセージの中で私が最も心を打たれたのは、「何よりも妻には感謝しかありません。」という一文でした。
仕事の合間を縫って通院し、毎日の服薬や自己注射を続け、身体的にも精神的にも大きな負担を抱えながら頑張り続けた奥様。
その努力を誰より近くで見てこられたご主人だからこその言葉だと思います。
そして、その経験を経て、「苦楽を共にすることで夫婦の絆がより強くなった。」と感じられたことは、不妊治療がご夫婦にもたらした大きな財産ではないでしょうか。
治療は決して楽な道ではありません。しかし、ご夫婦が同じ目標を持ち、支え合いながら歩んだ時間は、これから始まる子育てや人生においても必ず大きな力になると私は信じています。
これからは、ご家族三人で新しい生活が始まります。
ご家族皆さまが笑顔あふれる毎日を過ごされ、お子さまが健やかに成長されますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。