木漏れ日の影

妊娠へつながったヒント

-未来のあなたより-

「流産を乗り越え、原因と向き合ってたどり着いた5回目の移植」

卒業生からいただいたメッセージ

卒業生からのメッセージ

私は以前、移植4回目で妊娠しましたが、残念ながら中期に流産し、再通院しての治療でした。
1度妊娠できたのだから、1回目の移植で成功するかと安易に考えていました。
でも4回だめで、どうしようかと夫と相談して一度TRIO検査を受けることにしました。
結果、子宮環境がとても悪いことがわかりました。それに対する治療を受け、
5回目の移植で妊娠しました。
もし何度移植してもうまくいかない時は、原因が他にないか知るために検査を受けてみるのも手です。
治療は何より精神面がとてもしんどいです。気軽に人に話せることでもないので、同じ当事者である夫と、とにかく話をすることが大事だと思います。何でも聞いてもらえるとスッキリするし、自分とは違う考え方で気持ちが楽になることもありました。
何より、2人で頑張っているという気持ちになれたので、話すことは沢山してください。

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。
このたびは、ご自身の治療経験を丁寧に綴ってくださり、本当にありがとうございます。
一度は4回目の移植で妊娠されたものの、中期流産という大変つらい経験を乗り越え、再び治療を始められたこと。その悲しみや喪失感は、言葉では表せないほど大きなものだったと思います。
「一度妊娠できたのだから、次はすぐにうまくいくだろう」と期待されるお気持ちは、ごく自然なことです。
しかし、移植を重ねても結果につながらず、ご夫婦で何度も悩み、相談された末にTRIO検査を受けるという決断をされました。
その結果、子宮内環境に改善すべき点が見つかり、それに対する治療を行った後、5回目の移植で妊娠という結果につながりました。
この経過は、「結果が出ない時には、一度立ち止まって原因を見直すことも大切である」ということを、多くの患者様に教えてくださる貴重な経験だと思います。
また、このメッセージの中で特に印象的だったのは、「精神的なつらさ」と「夫婦で話し合うことの大切さ」を率直に伝えてくださっていることです。
不妊治療は身体への負担だけでなく、先が見えないことによる精神的な負担も非常に大きな治療です。
その中で、「同じ当事者であるご主人とたくさん話をすることで気持ちが楽になった」「二人で頑張っていると思えた」というお言葉は、これから治療を受けられるご夫婦にとって、とても大きな励みになることでしょう。
ご夫婦で支え合いながら困難を乗り越えられたからこそ、今回の新しい命との出会いがあったのだと思います。
これからは、お腹の赤ちゃんとのかけがえのない時間を大切に過ごされ、ご家族皆さまが笑顔あふれる毎日を迎えられますことを、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは本当にありがとうございました。そして、ご卒業おめでとうございます。