木漏れ日の影

妊娠へつながったヒント

-未来のあなたより-

「治療を休んだ先に訪れた、思いがけない自然妊娠」

卒業生からいただいたメッセージ

卒業生からのメッセージ

私は子どもを望んで1年程経って出来なかったので治療を始めました。他院でタイミング法、人工授精を4回ずつ行い、その後こちらに転院し、体外授精を始めました。
前の病院で、私は黄体機能不全で卵管が狭い状態と診断され、手術をし、夫は精子の運動率が7〜30%と悪いと言われていました。そのため、体外授精をすればすぐに妊娠できるのではないかと考えていましたが、4回採卵をしても卵子の数が少なく、受精卵もなかなか育たず、胚移植までできたのは最後の1回だけでした。その時も妊娠できず、しばらく体外授精はお休みしようと思い、旅行に行ったり、遊んだりしていました。
しばらくして、生理が10日程遅れていたので、もしかしたらたまになっていたように卵巣が腫れてしまっているのではないか、と病院に行くと胎のうが確認でき、妊娠していることが発覚しました。漢方薬やサプリメントは飲んでいましたが、他は何もしておらず、今まで我慢していたお菓子も食べたり好きなことをしていた時だったので、まさか自然妊娠できるとは思ってもみませんでした。
妊活はあまり思い詰めず、休憩しながら夫と協力して(精神面でもサポートしてもらって)行うべきと思いました。

ご妊娠、そしてご卒業、誠におめでとうございます。
長い治療の末に授かった命、本当に心よりお祝い申し上げます。
他院でのタイミング法、人工授精、そして転院後の体外受精・顕微授精と、多くの治療を経験されました。採卵を繰り返しても思うように胚が育たず、ようやく移植できた胚でも結果につながらなかった時のお気持ちは、計り知れないものだったと思います。
そのような中で、一度治療から少し距離を置き、ご夫婦で旅行に出かけたり、好きなことをして心身を休めていた時期に、自然妊娠という嬉しい結果につながったことは、本当に驚きであり、大きな喜びでした。
もちろん、「休めば妊娠する」というわけではありません。しかし、不妊治療は長期に及ぶことも多く、ときには心と体を休ませる時間を持つことも大切です。ご自身が最後に書かれている「妊活はあまり思い詰めず、休憩しながら夫と協力して行うべき」という言葉は、現在治療を頑張っておられる多くの患者様の励みになると思います。
また、ご主人が精神的にも支え続けてくださったことも、今回の道のりを乗り越える大きな力になったのでしょう。ご夫婦で支え合いながら歩まれたことに、心から敬意を表します。
これから始まる新しい生活が、ご家族皆様にとって笑顔あふれる毎日となりますよう、そしてお子さまが健やかに成長されますよう、スタッフ一同心よりお祈りしております。
このたびは心温まるメッセージを、本当にありがとうございました。