あなたへ:院長から

生殖医療専門スタッフ集団として

富山院長

人は人生の中で様々な場面で、うまくいかない事に遭遇する事があります。
その時、人は不安感や怒り、悲しみや絶望感など色々な感情が湧き出てきます。
子供を授かる授からないというのも、その一つの場面かもしれません。

私は産婦人科医師になり35年近くがたとうとしています。そのうち大阪New ARTクリニックとして不妊症専門クリニックを立ち上げた25年間も含めて30年以上もの間、不妊症を専門にする不妊症専門医師として歩んできました。 開業当時は、まだ世界で初めて顕微授精にて妊娠・出産に成功して数年後の頃でした。新聞紙上には、世界初の技術で妊娠・出産に成功したなどの記事が良く掲載されていました。私は体外受精が今ほど一般的になる以前から体外受精に携わり、体外受精が一般化する以前は卵や胚や精子を扱う胚培養士が非常に数少なかったため、私自身がその胚培養士として卵や胚や精子を扱った経験を持ちます。そのため不妊症専門医師としての角度からと同時に、胚培養士としての角度からも生殖医療を分析する事が出来ます。

30年以上もの間、私自身が生殖医療の進歩とともに歩んできました。
今では私はどのようにすれば妊娠するのか、その方法がわかります。またなぜ妊娠しないのか、その理由も知っています。人もそれぞれ・病気もそれぞれゆえ、不妊症治療とはマニュアルではすべてに対応する事は不可能だと考えます。だからこそ心から妊娠させたいという思いが大切です。

大阪New ARTクリニックの在り方

Osaka New Art Clinic HEADQUARTERS

大阪New ARTクリニックは他にありがちなクリニックとは違います。多くの医師が一つのマニュアルで運営され、まったく不妊症治療の経験がない、または経験が浅い医師が数のみを追求するクリニックではありません。医師の経歴や経験がバラバラで生殖医療の質が保たれていないクリニックでもありません。

大阪New ARTクリニックは25年の時を経て、生殖医療集団として医師・胚培養士・看護師など各部門の専門集団として患者皆様の支持を得て期待に応え結果を出せた事、社会に貢献できた事を非常にうれしく思います。

生殖医療専門スタッフ集団としての未来

生殖医療専門スタッフ集団

これからもこれまで以上に、医学的には世界に負けない最先端の生殖知識・技術を提供し続ける事、医療的には皆様と共に様々な答えを見つけていく幅と深さを持つ事を目標に、絶えず最新の知識・技術を追求するEBM(Evidence Based Medicine)に基づく不妊医学とカウンセリングや、不妊看護などHUMANITYを大切にした不妊医療に基づく全人的な生殖医療を提供できるように、変わるもの・変わらないもの・変わってはいけないもの・変わるべきものを見極めて、“ベルトコンベアー式”でなく“Tailorーmade”の体外受精を提供すべく、我々大阪New ARTクリニックは生殖医療専門スタッフ集団として努力していきたいと考えています。