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1997年、体外受精の技術・知識が急速に進歩していた当時、欧米の進んだ診療体制とは大きく異なる日本の生殖医療診療体制を目の当たりにし、不妊患者にとって最良で最善のクリニックを造るべく、大阪の中心地・梅田に不妊専門のクリニックを開院しました。通院の便を考えて“梅田”を選び、患者皆様が通院から待合・治療にいたるすべてを快適に行えるクリニックを目指しました。約200坪ある大型クリニックの半分のスペースは不妊専門クリニックの心臓部である卵や精子を扱うラボと採卵や胚移植を行うスペースにし、待合・処置室は通院が苦痛にならないようにホテルをモデルに考えました。
開院当時から最新の知識と最新の技術の導入に努め、不妊症はカップルの病気だと考え、夫婦で来院できるクリニックを目指し、不妊看護や当時では珍しかった不妊カウンセラーを導入し、心のケアーにも取り組みました。
2005年にはISO9001:2000を取得し、「生殖補助医療技術を中心とした不妊医療サービス」のレベル向上を目指し、2006年には日本生殖医学会において生殖医療指導医・専門医に認定されました。私が1997年に34歳で志した最初の目標は達成できたかと自問自答する日々ですが、私が理想とした考え方を具体化することにより、患者皆様の支持を得て期待に応え結果を出せた事、社会に貢献できた事を非常にうれしく思います。
これからもこれまで以上に、医学的には世界に負けない最先端の生殖知識・技術を提供し続ける事、医療的には皆様と共に様々な答えを見つけていく幅と深さを持つ事を目標に、絶えず最新の知識・技術を追求するEBM(Evidence Based Medicine)に基づく不妊医学とカウンセリングや不妊看護などHUMANITYを大切にした不妊医療に基づく全人的な生殖医療を提供できるように、変わるもの・変わらないもの・変わってはいけないもの・変わるべきものを見極めて、“ベルトコンベアー式”でなく“Tailorーmade”の体外受精を提供すべく、我々大阪New ARTクリニックは総勢約40名の生殖医療専門スタッフ集団として努力していきたいと考えています。

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